お世話係からのお知らせ

オカメインコのキミくん

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オカメインコのキミくんは、
2018年12月7日(金)お昼の12:00頃に
私の膝の上で静かに息を引き取りました。
8歳8ヶ月でした。

オカメインコの平均寿命がおよそ16歳くらいという事で
「ちょうど半分くらい生きたかな?あと8年は一緒だね」
と夫婦で話していた矢先の出来事でした。

キミくんはある病気にかかっていました。
痛風結節という病気です。

最初に異変に気が付いたのは11月17日(土)でした。
片方の鼻にうっすら青くアザができていました。
足も少しケガをしていたので、寝ぼけて止まり木から落ちて鼻をぶつけてしまったのだろうと思いその時はそんなに気にはしていませんでした。

そして本当に心配になったのは11月21日(水)でした。
左足を少しかばうように歩いており
どうも足が腫れているようだったので、よく足を観察してみました。
すると、何かうっすらと白いにきびのような丸いポツポツが足のところどころにできていたのです。

 

オカメインコのキミくん 痛風結節の症状1

 

すぐにインターネットで同じような症状のインコやオウムがいないか調べました。
「オカメインコ 足 腫れ」などの検索ワードで画像で検索すると、似たような症状の鳥さん画像がいくつかあり、それらをふまえ、どうやらキミくんは痛風結節という病気の疑いがあると判断しました。

調べた内容をざっくりまとめますと
痛風結節は、腎臓機能が低下し、尿酸を体外にうまく排出することができなくなったインコなどに見られる病気のようで、足の関節あたりに尿酸がたまってしまいそれが黄白色のにきびのような形になって出てくるようです。
そして、それは激痛をともなうということでした。
また、症状があらわれた時にはすでに病状が進行しており、覚悟が必要である、とも。

とは言え、素人の私がネットで調べただけの事。
まだ痛風結節と決まったわけじゃない。
実はただの軽い病気なんじゃないかな。

そんな期待と、それをはるかに上回る不安をかかえながら
翌日11月22(木)に専門の獣医さんにしっかりと診てもらおうということで病院へ連れて行きました。
そして、キミくんは痛風結節であると診断されたのです。

痛風結節について獣医さんからお伺いした話は、
私がインターネットで調べていた内容まさに、といった感じでしたが
他にも思い当たる事をお話してくださいました。

痛風結節の代表的な初期症状として挙げられるのが
●お水をたくさん飲むようになる
という事です。
これはお水をたくさん飲んでたくさんウンチ(おしっこ)をして、
なるべく尿酸を体の外に出そうとしている自己防衛機能が働いているという事らしいのです。
ちなみにウンチの中に混じっている白いものが尿酸です。
今考えれば、キミくんは確かにお水をよく飲むようになり、水っぽいウンチが増えていったように感じます。
これは腎臓機能が弱っているというサインだったのですね。

また、食事についてですが、
●タンパク質の過剰摂取
という事が痛風結節の原因の一つとして挙げられるようです。
キミくんの食事は主に粟穂(シード)で、
他にキャベツ、ブロッコリー、えだまめ、カットルボーン、とうもろこし、
特別な日にはナッツ類を与えていました。
中でも粟穂は本当に大好きで、いつも長時間ポリポリポリポリ食べていました。
これがタンパク質の過剰摂取につながっていたのかもしれません。
また、キミくんはペレットを全く食べませんでした。
痛風結節の治療として、ビタミンやミネラルを投与する事があるようなので
栄養のバランスも悪かったのかもしれません。
小松菜はキライだったけど、ブロッコリーは好きでよく食べていたんだけどね、キミくん。

あと、鳥さんの痛風には2種類あるようなんですが、
1つは今回キミくんが患った、関節にくる痛風。
もうひとつは、内臓にくる痛風。
関節の痛風は症状が足の関節に出てくるため発見しやすく治療の余地があるのですが、
内臓の痛風は外からは症状が分からないため、突然死してしまうケースが多いようです。
どちらも重い病気には違いないのですが、
キミくんは関節に症状を出してくれて私たちにサインを送ってくれたので
苦しみに気づいてあげることができました。
ありがとうキミくん。がんばったね。

病院で処方してもらった薬は
毎日朝・夜の2回、液体の薬を2滴与える
というものでした。

 

オカメインコのキミくん お薬

 

薬には痛み止めも配合されているとの事だったので
症状の改善を願うと同時に、少しでも足の痛みが引いて楽になってくれればという
願いを込め、11月22(木)の夜から薬の投与を開始しました。

しばらくして、薬の効果なのか、
足を庇う様子もなくペタペタ歩くキミくんがそこにはいました。
痛み止めが効いているんだ!このまま病気良くなるかも!
その時はそんな気持ちになった記憶があります。

またこの時、キミくんは見た目では本当に元気で、食欲も旺盛。
ただ、足に白いできものがあるだけ、といった感じでした。

しかし、病院の先生がしてくれたお話が頭をよぎります。
——————————————————
鳥さん達小動物って、食物連鎖の中でいうと、
どちらかというと食べられる側の生き物なんですね。
だから、なるべく相手に弱みを見せないように
がんばっちゃうんです。弱みを見せたらすぐに
狩られてしまうから。
だから逆に言えば、弱っている姿を見たら、
それはもう危ないという事なんですね。
——————————————————

 

オカメインコのキミくん 痛風結節のキミくん

 

11/27(火)
片方の足を庇うように浮かせているキミくん。
よく足を観察してみると、どうも痛風結節の症状は進行しているようでした。

白いできものが足の全体的にできている印象。
見た目では左足の方が症状がひどそうなのですが、
浮かせている足は右足でした。
何故だろうと思いしっかりと観察してみたところ
右足の足首のところに大きな白い腫瘍のようなものを発見。

 

オカメインコのキミくん 痛風結節の症状2

 

元気さと食欲は変わりません。
また、薬を与えてしばらくすると足を庇う素振りもなくなります。
やはり痛み止めは確かに効いているようです。
しかしどちらの足の白いぶつぶつも確実に成長しているようでした。

 

オカメインコのキミくん 日光浴

 

12/1(土)
私の服をよじ登ってくる時のキミくんに違和感を覚えました。
よく転びそうになっていたので注意深く見てみると、
もうほとんど足の指が曲がらなくなっていたのです。
関節にできた白いぶつぶつが足をパンパンに腫れあがらせていたのが原因でしょう。
また、足を上げるのもつらいようで、少しの段差を乗り越えるのにも苦労していました。

 

オカメインコのキミくん 痛風結節の症状3

 

痛風結節と診断を受けてから、
鳥かごの中の止まり木はキミくんが再び落っこちないように下の方に置いていました。
しかし、もはやこの足の状態では止まれない硬い止まり木なんて苦痛でしかなかろう、
また、金属の鳥かごの足場ではかわいそうだと考え
大きめの虫かごに小動物用のチップを敷き詰め、その上に布を敷き、
さらにキッチンペーパーを敷いて、柔らかい足場のおうちを準備しました。
足が少しでも楽になってくれればという願いを込めて。

12/5(水)夜。
明らかにキミくんの元気がないように見えました。
食欲もなく、お水も飲みません。

 

オカメインコのキミくん 元気がないキミくん

 

私たちが寝る前に、かろうじて粟穂とブロッコリーを少し食べ
お水も少し飲んでくれました(もちろんお薬も)。
しかし「これは今までとは違う」という感じを覚えたため、
翌日に急きょ病院へ行く事に決めました。
(当初の予定では12/8(土)に通院予定でした)

12/6(木)
朝イチで病院に連絡し、夕方16:30からの予約が取れました。

とりあえず一安心と思うのもつかの間
この日のキミくんはやはり元気がないし、
もう、鳴きもしてくれません。

お薬はなんとか与える事ができましたが
ごはんやお水をあげようとするも全く口にせず、
ただただ、ヒーターの前におとなしくちょこんと立っています。
何とかブロッコリーだけ、ほんの少し食べてくれましたが
その後はやはり元気がありません。
しかも、時折ガサっと音がするので何かと思ったら、
どうも足がガクっと力が抜ける感じになってしまっているようでした。

それから病院に行くまでの時間、
キミ君は一言もしゃべらず、一口もごはんを食べず
一滴の水も飲みませんでした。

病院には16:10頃に到着。少し早めに着いてしまいましたが
運よくあまり待つこともなく診察して頂けました。

やはり痛風結節の症状は悪化しているようでした。
前日と当日のキミくんの症状を伝えたところ、
まずはやはり栄養が足りないという事で、点滴を打ってもらいました。
キミくん、はじめてのお注射だったんですけど、
鳴きもせずによくがんばってくれました。

<この日の診察内容>
お薬は継続して与える。
また、食欲がなくごはんを食べないと体力が低下してしまい
ますます弱ってしまうという事で、
まずは強制的にごはんを食べてもらい、少しでも元気になってもらってから
食欲が出てきたら栄養面の事を考えた食事(ペレット)を徐々に慣れさせていき
次に腎疾患用療法食に切り替えていく

という治療方針に決まりました。

 

オカメインコのキミくん 処方されたごはん

 

ちなみに腎疾患用療法食は、フォーミュラ―AKというものを勧めて頂きました。

病院から帰宅し、キミくんをすぐにヒーターの前へ。
点滴の中に痛み止めが配合されていたという事もあり
日中のように足の力がガクっと抜けることはなく、
おとなしくしていました。
しかし、その後もやはり元気はなく、
ただただじっとヒーターの前に佇んでいました。

その後、病院で頂いた粉状のごはんをぬるま湯に溶かし、
シリンジを使ってキミくんのくちばしの中へ注入。
嫌がってはいたものの、何とか食べてもらう事ができました。
とりあえずは少し栄養を採れたハズだから
食欲が回復してくれればいいなと思いながら
お薬を与えた後、その日は就寝。

「ガサっ」

「ガサっ」

夜中に時折聞こえる音。
キミくんの足の力が抜けた時、バランスを保つために何とか体制を立て直そうとしている音。
痛み止めが効かなくなるほどに悪化してしまったのだろうか。
つらい夜だったね。キミくん。

12/7(金) 7:30
朝になっても、キミくんはやはり元気がありませんでした。
そうは言っても早く元気になってほしいので
嫌がるキミくんには悪いけど、まずはシリンジでごはんを注入。
そしてお薬を2滴注入。

その後試しにブロッコリーを見せたら、
何と、かじりついてきました!

口直しのためだったのかどうかは分かりませんが
自分からくちばしでかじりついてくれたというのは
回復の兆しかとも思いました。

11:20
キミくんのワキが少し開いて下がっていました。
そして呼吸が少し荒いように感じました。

11:30

「バタっ」

キミくんがついに自分の力では立てなくなってしまい
倒れて起き上がれなくなってしまいました。

持ち上げてみると、足は後ろに伸びてややクロスしている状態に。

すぐに私の膝の上にキミくんとヒーターを乗せました。
ごはんやお水はもう受け付けません。

頭とほっぺをかいてあげながら声をかけてあげます。
「キミくん、キミくん、まだダメだよー、キミくん。」

キミくんは半分開いた細い目で苦しそうにずっと私を見ていました。

12:30
私はずっとキミくんを撫でながら声をかけ、
キミくんはずっと半目で私を見ていました。

そう思ったのですが、
キミくんが呼吸をしていないように感じたため。
撫でるのを一旦やめておそるおそる持ち上げてみたら、

キミくんはもう、動いていませんでした。

キミくん温かいし、半目を開けていたので
まだ大丈夫だと思ったのですが、
今考えると
おそらく12:00頃、
すでに虹の橋を渡っていたのだと思います。

キミくんが温かかったのはヒーターや私の体温のせいだったのでしょう。

その後目を閉じてあげ、しばらく膝の上でずーっと撫でていたのですが
気付いたらキミくんは硬くなっていました。

キミ君は痛風結節という病気で虹の橋を渡ってしまいました。
8歳と8か月という、オカメインコとしては長くない命だったと思います。
それは私たちお世話係りの飼育にも原因があると思っています。
ペレットを何とか工夫して食べてもらえるようにすれば良かった。
水をよく飲むようになり、おしっこが多くなった時に何かしらの対処をしていれば。
他にもいろいろ後悔することがたくさんあります。

キミくん、助けてあげられなくてごめんね。

キミくんは私たち夫婦に多くの幸せをくれました。
ありがとう、キミくん。

12/8(土)20:00頃
火葬にてキミくんをお見送りしました。
大好きだった
枝付粟穂・枝豆・ピスタチオ・カシューナッツ・アーモンド・ブロッコリー
と共にキミくんは天へ昇って行きました。

遺骨はとっても小さくてかわいかったです。
頭の形がくちばし含めてハッキリ残っていました。

自宅にキミくん用の仏壇をつくり、
フォトフレームに写真を入れて飾り、お花を添え
遺骨の入った小さな骨壺をオカメインコの形のポーチの中へ入れて置いています。
一年経ったらこの遺骨は土へ還してあげようと思います。

今までオカメインコのキミくんを見てくださった方、
あたたかいコメントやメールをくださった方、
キミくんの事を好きでいてくれて本当にありがとうございます。
本当に励みになりました。

また、ふがいないお世話係で申し訳ありませんでした。

このブログはあまり更新できていなかったのですが
更新していない期間もキミくんの写真や動画はたくさん撮っていますので
少しずつ、公開していければと考えております。

今日は初七日になります。

たくさん、話しかけてあげるのだ。

 

オカメインコのキミくん

 

オカメインコのキミくん

 

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